アパレル販売職の経験を活かして転職したい
アパレルから別の仕事に転職したい
アパレル販売の仕事がもう嫌になってきた、別の仕事に転職したいとお考えの方もいらっしゃると思います。
アパレルは給料の安さや残業の多さに加え、シフト制で土日休みが無い、服代がかさむといったように、労働環境はあまり良い方とは言えません。
それに体力的・精神的にも大変な仕事ですから、仕事を続けるうちに「なんかもう服自体嫌いになってきた」という方もいらっしゃるでしょう。服を嫌いになる前に転職したいと言う販売員の方もいるくらいです。
しかしアパレル販売から別の仕事に転職したいと思っても、自分の職歴・スキルで違う仕事に転職なんてできるんだろうか…と不安に思う方も多いと思います。
新卒と違い、中途採用では経験者優遇という条件を非常に多く見掛けます。そのためアパレル歴が長い方や、アパレル経験しかないという方ほど異業種転職に対して消極的になっているかもしれません。
同業種間の転職なら簡単だけど…
20代ならアパレルからアパレルに転職するのはそう難しくありません。アパレル販売の求人はたくさんありますし、ましてや経験者であれば歓迎してくれるショップはすぐに見つかると思います。
しかし異業種となるとそうはいきません。アパレル販売からアパレル販売への転職が容易なように、他の業界でも経験者が優遇されます。そのため異業種からの転職、つまり未経験での転職は難しいというのが一般的なんです。
ただ、経験者の転職より難しいというだけで、未経験での転職が不可能という訳ではありません。未経験でも異業種への転職を成功させている人は大勢います。
実際アパレルから全く違う仕事にキャリアチェンジする方もいますから、アパレル以外の仕事に転職したいと思っている方は勇気を出して挑戦してみるのもいいかもしれませんね。
アパレル販売の仕事で身に付けられるスキル
未経験の仕事への転職であっても、アパレル販売の経験を活かすことは出来ます。そのためにも、まずアパレル販売で身に付けたスキルを洗い出してみましょう。
自分ではこれといったスキルは身に付いていない、アパレル以外の仕事に活かせるようなことは何もないと思っているかもしれませんが、意外と色々身に付いているものですよ。
- コミュニケーション能力
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アパレル販売の仕事をしていると、自然とコミュニケーションスキルが身に付きます。元々人見知りだった人がアパレルで働き始めてから明るくなったというのは良く聞く話ですよね。
コミュニケーション能力は同僚や上司、クライアント、お客さんと良好な関係を築いていく上で必要不可欠な能力です。しかしこれが身に付いていない人が意外と多いんですよね。
会社としてもコミュニケーションスキルの高い人材は歓迎しますから、ニーズは高いです。そしてどんな職種でも必要な能力となりますので幅広く活かせます。
- 接客スキル
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アパレル販売は接客業ですから、接客スキルが身に付きます。接客を必要とする仕事はたくさんありますから、このスキルも活かせる範囲が広いですね。
営業やテレアポ、ホテルスタッフ、コンサルタント、ウェディングプランナーなど、他にもまだまだたくさんあると思います。
接客は誰にでもできる仕事にも思えますが、向き不向きもあって出来ない人には出来ません。ですから接客経験は十分アピールできるポイントになりますよ。
- 販売力
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アパレル販売では常に数字を意識しますよね。こうした売上を意識して働ける人材というのは会社からのニーズが高いです。普段売上を意識することがない事務職や技術職の人達とは売上に対する意識が違うからです。
当然アパレル時代に高い売上実績を上げたのであればそれは強いアピールポイントとなりますから、具体的な数字だったり「全店舗で1位」といった分かりやすい表現でアピールしましょう。
同じ販売職や常に売上を求められる営業職はもちろん、今はネットショップの運営スタッフなどの仕事でも販売力を活かして働けます。web系の仕事というとIT系のスキルが一番に求められると思いがちですが、結局ネットショップでも一番必要になるのは販売力ですからね。
- ストレス耐性
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アパレル販売の仕事って色々とストレスが溜まりやすいと思います。お客さんに理不尽なクレームを入れられたり、スタッフ同士で売上の取り合いになったり。常に人に見られる仕事というのも地味にストレスとなります。
こうしたストレスにさらされながら働いてきたアパレル販売員には、少なからずストレス耐性がついています。ちょっとやそっとの事ではへこたれないストレス耐性のある人材は会社から重宝されますから、これもアパレル販売の活かせる経験といっていいと思います。
- 一日中立ち仕事を行える体力
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アパレル販売は一日中立ちっぱなし、バックヤードでも重い段ボールを運んだりと実は体力が必要な仕事ですよね。慣れないうちはかなり大変だったはずです。
同じような立ち仕事が多い職業では、入社してからそのキツさですぐ辞めてしまう人も結構います。そのため立ち仕事に慣れているアパレル経験者はそうした職業からも歓迎されます。
- 女社会を生き抜く力
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お局様のご機嫌取り、陰口・嫌がらせをものともしない精神力、派閥同士の争いに巻き込まれないスルースキルなど、女社会を生き抜くには様々な力が必要になります。
同じく女社会であるアパレル業界で働いてきたアパレル販売経験者であれば、こうした女社会で上手くやっていける力が自然と身に付いていると思います。
ある女性社員のせいでことごとく新人が辞めてしまう、人間関係を原因で退職する人が多いなど、女性同士の人間関係の問題を抱えている会社から重宝されるかもしれません。
こうしてみると、アパレル販売の経験によって意外とたくさんの能力が身に付いていることが分かると思います。
大切なのはこれらの能力をいかにアピールできるかです。応募先の職種は未経験でも、これらの強みを積極的にアピールした結果、
「うちの会社に必要な人材かもしれない」
「活躍してくれそう」
と思ってもらえたら、それは時に業務経験よりも強いアピールポイントになるでしょう。
入社したい会社がどんな人材を求めているのかをじっくり考えてみて、それからアパレル経験を活かせるポイントはないかを探してみると上手いアプローチができると思います。
未経験歓迎の求人を見つけるには
経験者優遇で人材を募集している会社は即戦力を求めていますから、即戦力を求める会社にいくらアパレル経験をアピールしたところであまり響かないかもしれません。
ですから未経験での転職であれば、やはり未経験歓迎の会社に応募する方が成功率は高まります。未経験OKの求人に応募して、そこで入社後に活かせるアパレル経験をアピールするのが賢い方法でしょう。
未経験OKの求人を探すのであれば、
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これらは未経験歓迎の求人を中心に扱っているため、未経験転職に強いです。面接対策などのサポートも行っているので転職活動に慣れていない方にも安心です。
特にDYM就職では書類選考無しで面接まで進めるため、人間力で勝負できます。アパレルで身に付いたスキルを存分にアピールできますね。
アパレル以前に別の仕事の経験があるという方は、
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